MOL TALOU

MOL TALOU

Feature   モル・タロウの特徴

分子構造模型は大きく分けて3種類あります。(1)針金モデル、(2)球棒モデル、(3)空間充填モデル。このうちモル・タロウは(2)の球棒モデルになります。このモデルは原子のつながりがわかり、しかも原子の大きさもある程度表現できるため、教科書などでもよく使われるモデルです。
従来このタイプのモデルは用途によって大きく2種類に分けられます。
(a)専門家や研究者用の精密なモデル
(b)学習用の比較的簡便なモデル
これまで両者の用途を満足させるモデルはありませんでした。モル・タロウは精密さと組み立て易さが両立できる要因を研究して開発したモデルです。その結果、研究用にも学習用にも使えるモデルになりました。
 
 
 
精密さと簡便さを両立させたモデル図1

この簡便さの第一の要因は球と球をつなぐ棒の種類を単結合、2重結合そして3重結合の3種類のみにしたことです。従来は精密さを求める場合は原子と原子の組み合わせによって多くの種類の棒から選ぶか長さを自分で調節しなければなりませんでした。これは非常に根気と努力のいる作業です。
 
 
 結合の種類に応じた3種類の棒から選ぶだけモル・タロウの構築原理

この簡便さにもかかわらず精密さは保証されています。それは原子間距離を原子球の半径で表現するにあたって、これまでに構造が決定された650種類余りの分子の原子間距離の実測データを基にして原子の球の半径とつなぐ棒の長さを決めているからです。ただし従来は無視していた原子価状態を考慮することで、どんな原子の組み合わせでも精密に表現できるモデルが初めて可能になったのです。
 
 
 
原子球の半径を原子価状態を考慮した元素で分類して求めています表1

原子の球の半径と棒の長さの決定方法が特許の主要な点になっています。しかもこのモデルは空間充填モデルへの変換も容易に出来る関係式も持っていますので、従来のものより汎用性、精密性そして簡便性を合わせ持ったモデルと言えます。
 
 
 共有結合半径、ファンデルワールス半径、イオン半径などとの関係式をもっていますモル・タロウの関係式
 
 
 具体的な特徴

(1)原子間の結合の仕方

実際のモデルは原子の球に手が出ています。手どうしはスリーブでつなぎます。スリーブ内部には凹部が設けられています。手にある凸部とかん合して抜け難くなるように工夫してあります。

(2)単結合、2重結合および3重結合の手とスリーブの形

スリーブの断面はそれぞれの結合状態を反映させた互いに異なる形をとっています。これにより結合状態の異なる手どうしを間違ってつなぐことを防止しています。単結合の断面は円形で内部回転ができる構造にしました。さらに単結合スリーブの凹部にはギザギザが付けてあり、コンホメーションを決め易くしてあります。2重結合と3重結合は結合の性質で回転できませんが、これらの断面形状も異なっていますが回転はできない構造にしてあります。

(3)原子球とスリーブの色分け

異なる種類の原子やスリーブを一目で区別し、間違えないように色分けをしてあります。従来品も多少の色分けはありますが、全部の種類を明確に色で区別したものはありません。色分けの効果として区別と間違い防止のほかに、完成した分子模型が従来になかった美観を持つようになりました。


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